ドラゴンフルーツとすごい名前とド派手な見た目の果物ですが味が想像しにくいですよね。栄養や食べ方なども説明しながら沖縄での食べ頃や味についてご紹介します。
ドラゴンフルーツとは
ドラゴンフルーツは別名ピタヤとも言われています。
サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実のことで、原産地はメキシコまたは中南米の熱帯雨林です。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラゴンフルーツってサボテンの実だったんですね。
南米原産だけあって沖縄の気候にも適した植物で育てやすいそうです。
沖縄では夏から秋にかけて売られています。
ドラゴンフルーツの種類
沖縄で見かけるドラゴンフルーツは皮が赤いものが主流で果肉は赤いものと白いものがあります。
果肉の赤い方はかなり鮮やかな色でこの汁が服につくとかなり落ちにくいので食べるときは注意が必要ですね。
他にも皮が黄色くて果肉も黄色いものや、品種改良を重ねて作られた果肉がピンクのドラゴンフルーツなど色々な種類があるようです。
ドラゴンフルーツの栄養価値
ドラゴンフルーツって実はミネラルも多く含まれていてすごい栄養価の高いフルーツなんですよ!
低カロリーでミネラル分も多く含まれていて、食物繊維も多くなんとバナナの約60倍だそうです。
赤い果肉の方は抗酸化力の高いベタシアニンやポリフェノールが含まれています。
ミネラル分も多く含まれていて、ビタミンB1・B2、葉酸、ナイアシン、ビタミンC、カロチン等のビタミン類の他に、カリウム、マグネシウム、鉄等のミネラル類が豊富に含まれています。
ドラゴンフルーツの味って?
さて、一番重要な味ですが見た目からするとかなり濃厚そうな味に思いますが、案外さっぱりとした味です。
甘みが強くちょっと酸味もあってバランスがちょうどよく、歯ごたえは若干シャキシャキしています。
例えていうならキウイフルーツみたいな感じが一番近いと思います。
果肉の色でも若干味の違いがあって、白い方はさっぱりとしています。果肉の赤い方はの甘みが強く濃厚な印象です。
内地では味がとって薄くて美味しくないと思われがちですが、それは輸入品で輸送中に腐らないように完熟前に摘んでいるためです。
ドラゴンフルーツはバナナのように実を摘んでからは熟さず、甘みが無い状態のままの味になってしまいます。
沖縄でも輸入品を販売しているところもありますので買うときには沖縄産か確認しましょう。