沖縄へ移住って憧れますよね
沖縄移住についての現実について知って欲しいことを書いていきたいと思います
沖縄移住に現実を知って失敗しないために気を付ける点をご紹介します
沖縄移住の現実
沖縄移住のイメージって南国の気候でのんびりと過ごせるし、人もあったかそうって感じですよね
多くの部分は当たっていますが現実に住んでみるとそれに合わない方が少なからずいます
まず初めに知っていただきたいことは、
沖縄は日本語が通じる外国
です!
同じ日本と思って移住すると大失敗します
沖縄は文化や風習など古くから独自の歴史を歩んできました
古くは中国の影響を受け、一時期は独立した国として存在していましたが、江戸幕府に統治されたり近年ではアメリカに占領され日本へ返還された経緯があります
そのために沖縄は色々な文化や風習に影響されて沖縄の方々は独特の考え方を持っています
日本の常識で暮らしていこうとすると微妙な違いに違和感を感じて耐え切れずに失敗することが多いです
些細なことは気にせず受け入れる大きな気持ちで暮らしていくのが幸せに生きていく秘訣です
沖縄移住の現実 気候編

沖縄へ移住してまず驚くことが湿気のすごさです
旅行中では「蒸し暑いな」程度で気にならなかったと思いますが現実問題として沖縄の湿気の凄さは沖縄人も困るほどです
沖縄は周りを海に囲まれているので沖縄の湿度は平均で70%以上もあり梅雨時期にもなると毎日90%を超える日が続きます
冬の時期でも60%は下りません
特に革製品は注意が必要です
タンスにブランド物の高価なバッグを半年も入れてるとカビだらけになることも・・・
沖縄で快適に暮らしていくためには除湿器必須ですね
沖縄は太陽がさんさんと降り注ぐイメージですが、実際には雨の日がとても多いです
特に冬の2月、梅雨に入る5月・6月はほとんどの日が雨ということもあり、台風時期の8月・9月も雨量が多く雨風が強い日が続いたりします
実は沖縄の快晴の日って100日ちょっとしかないんですよ
さらに沖縄で怖いのは台風です
台風の直撃はもちろんですが、暴風域に入るだけでも被害が相当大きくなる場合が多く注意が必要です
沖縄に住んでいる方は台風には慣れっこですが、直撃となると数年に一度あるくらいなので大停電や断水など沖縄の方でも困ってます
最後に沖縄の気候で大変なのが塩害です
周りを海に囲まれていて標高も高くないために潮風に年中当たっている状態です
オーシャンビューで目の前が海の家に住んだはいいものの風の向きによっては洗濯物が潮風でベタベタって事も
選択竿や自転車などすぐに錆びてしまいますし自動車も塩害加工をしていなければサビサビになってしまいます
沖縄の現実 生活編

沖縄移住で生活して驚くことは物価が高いことです
北海道から本島、四国や九州まで道路でつながっていますが沖縄は飛行機か船舶でしか物や人の移動手段がありません
沖縄で作られる作物の種類は限られていてほとんどの物を沖縄以外から取り寄せています
したがって野菜などはかなり高く感じるはずです
よく例えられるのは「もやし」の値段ですね
沖縄でもやしの値段は100円前後します
びっくりするくらい高いでしょ!
もやしは一例ですが全般的に物価は高めです
次に生活必需品といえば車ですね
車が無いとどこへ行くのも不便ですし買物も満足にできません
那覇なら大丈夫と思うかもしれませんがスーパーは歩いていける距離にありますがホームセンターやニトリなどちょっとした食品や日用品以外を買うとなると郊外に出る必要があり車が無いと不便さを感じます
那覇は家賃も中都市並みの水準でかなり割高です
沖縄で生活するには結構物価が高いというのが現実です
沖縄の現実 仕事編
沖縄で仕事を探そうとすると困ることは無いと思います
常に求人の募集はありますし思った以上に多いと思われます
ただ、残念なことに給与の水準はかなり低いです
手取り20万円以下は当たり前と思った方がいいでしょう
沖縄の平均年収は326万円ですが中央値で見ると300万円ほどに下がります(2022年調べ)
業種も地域によって偏っていることが多く思った職場を探すのに苦労することもあります
第3次産業が多いのも特徴です。数字でいうと80%ほどになります
観光にやサービス業に関わる仕事も多いですが、最近ではITや通信事業関連の仕事も増えてきていて若い方なら高収入を望めることもありそうです
沖縄の現実 最後に
沖縄に移住をして知ってしまう現実のデメリットな部分を書きましたが、まとめてみると
- 日本の常識とはちょっと違うよ
- 湿気が多くて台風がすごいよ
- ちょっと物価が高いかな
- 給料少なくて大変
といったところです
デメリット編なので暗い話ばかりになりましたが、それを超える魅力が沖縄にはたくさんあります
こういうところに気を付けましょう程度に考えてくださいね