カニステルを以前紹介しましたが「まずい」という評判が多くどんな味なのか興味があったので追熟して食べてみました。
カニステルは果たしてどんな味なのか?レポートしますので興味があればご覧ください。
カニステルは買ってすぐは食べられない!
カニステルは購入したものは硬くて味もなくすぐには食べられません。
カニステルを美味しくいただくには追熟させます。追熟とは常温でしばらく放置しておくと熟してくることをいいます。
バナナなんかは典型的な追熟でうまみが増す果物ですよね。緑のバナナよりも黄色くなったものの方がおいしいです。
カニステルの追熟の期間は気温にもよりますが1週間から10日ほどで美味しく食べられるようになります。
カニステルを追熟すると最初は黄色く硬かった実が茶色っぽく変化してきて触るとフニャフニャになるほど柔らかくなってきます。それぐらいになるとカニステルの食べ頃です。
上の画像は10日ほど常温で追熟させたカニステルです。
触るととても柔らかくなっていました。これ以上追熟させると腐ってきそうなのでこの辺で食べてみることにします。
追熟させたカニステルと食べてみた
追熟したカニステルを半分に切ってみました。見た目は焼き芋みたいな感じに見えます。
香りは南国系の少し青臭い感じのフルーツに似ています。
隠れていて見えませんが柿のような大きめの種が入っています。
スプーンですくってみるとこんな感じです。べちゃっとしたサツマイモの様な感じです。
早速食べてみます。
まず驚いたのは食感です。ポサポサしていて卵の黄身そのものです。
卵の黄身だけ取り出してスプーンで食べているのと同じでフルーツでは食べたことのない食感でした。
味はほとんどなく南国系のフルーツの香りが少しするくらいです。甘みはそこそこあってサツマイモの甘いものを食べた時に感じるくらいの甘さです。
カニステルは美味しいのか不味いのか皆さんも気になるところですが、カニステルを食べた瞬間の感想は美味しいのか?ということではなくカニステルって果物なのか?と思いました。
食べた感想を書いてきましたがわかりにくいですよね。食レポスキルが低すぎてどう表現すればいいのかわからない果物なんです。
南国系の味と香りがして甘いんだけど食感は卵の黄身そのもので脳が混乱する食べ物です。決してまずいわけじゃないんだけど食感と味のギャップが強すぎて美味しいというより「???」という感じです。
エッグフルーツといわれる不思議な果物
何個か食べてみてわかったことですが甘みにかなりばらつきがあって当たり外れが多そうです。
今回は5個食べてみましたが甘かったカニステルは2個でした。残りの3個はあまり甘くありませんでしたが苦みや渋みもなくて食べやすかったです。
カニステルは別名エッグフルーツと言われていて食感は卵の黄身でこちらはばらつきがなくどれを食べても卵の黄身でした。
なんだかネガティブな発言に見えますが私自身にとって衝撃的な果物でなんと表現していいのかわからくなってしまいました。申し訳ないです。
後で聞いた話なんですがディップ状にして野菜と一緒に食べたり牛乳と混ぜて冷やして食べたりと食材としても使ったりするそうです。カニステルの旬の時期に購入して試してみたいと思います。