ローゼルって聞いたことありますか?沖縄では11月頃からお店で見かけるようになるフルーツです。
フルーツといっても果実ではなく花なんですけど食べ方としてはジャムにしたりハーブティーとしていただいたりします。
ローゼルとはどんなものなのかご紹介します。
ローゼルとは?
ローゼルとは皆さんがよくご存じの沖縄では代表的な花の一種です。
そう、沖縄の花といえばハイビスカスですよね。観賞用の花はハイビスカスですが食用にさせるものはローゼルといって種類が違います。
例えていうなら、ミカンとレモンくらい違います。
ローゼル (Roselle、Hibiscus sabdariffa)は、アオイ科フヨウ属の植物。一年生または多年生の亜灌木(亜低木)。ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュなどとも呼ばれる。風味が似ている事から「フレンチ・ソレル」などスイバに類似した俗名で呼ばれることもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西アフリカ原産という説や、インドからマレーシアにかけた地域が原産という説など諸説がある。奴隷貿易が盛んになった17世紀に、オクラとともに西インド諸島や中南米で栽培が行われるようになり、世界各地の熱帯地方に分布している。
食べる部分は花が散った後になる実の部分です。
酸味があってハイビスカスティー材料にも使用されています。大きさは4・5センチ前後です。
ローゼルの効能って?
ローゼルにはクエン酸とビタミンCが多く含まれていて疲労回復や美肌に良いとされています。
むくみの改善にもいいようです。
ビタミンCやペクチンも多く含まれているので風邪や喉の痛みを和らげる薬としても利用されています。
利尿作用などもあるためダイエット商品などにも使用されているそうです。
ローゼルの旬はいつ頃?
沖縄でのローゼルの旬の時期は花が咲いた後の10月下旬ごろからになります。
生で手に入れる時期は12月頃までなので見つけたら買ってみましょう。
ローゼルの旬の時期を逃してしまってもハイビスカスティーやローゼルジャムなどの加工食品は年中販売していますので味を確かめたい方は通販などで手に入れるのも手ですね。
ローゼルのレシピを紹介
ローゼルのレシピで代表的なものはハイビスカスティーでしょうか。
ローゼルなのになぜハイビスカスティーなのか不思議に思われるかもしれません。
学術名ではハイビスカスの名前が入っているからだそうでローゼルティーよりハイビスカスティーの方がオシャレにおもったからなんでしょうかね?
作り方は種を取って水洗いした後、天日干して肝臓させます。
乾燥させたらあとはティーポットにお湯と一緒に入れて蒸らして出来上がりです。
独特の酸味があっておいしいですよ。
他のハーブとブレンドしても美味しくいただけます
ローゼルジャムも美味しいです。いちごジャムを作る要領と同じで砂糖で煮詰めれば簡単にできますよ
ローゼルの塩漬けはご飯のお供にいいですよ。
作り方は簡単で種を取ってローゼルに対して10%程度の塩を振りかけて混ぜるだけです。
梅干しのように酸味があるのでご飯に混ぜておにぎりにすれば最高です。
いかがでしたでしょうか?ローゼルは美容にも健康維持にもとってもよい食べ物ですよね。
できれば生のものを買いたいですが簡単なハーブティーから試してみてはいかがでしょうか?